アヤDay 2の夜に「AIへの疑念」が生まれたわけですが、3日目はどうでした?
島原から天草、そして鹿児島へ。フェリーを乗り継ぐ大移動ですよね。



移動はハードだったよ。ChatGPTがバグって、Geminiを投入して……
まさに「AIとの戦い」だった。
でもね、最後にたどり着いた宿が伝説級だったんだ。



伝説級? すごい豪華な宿とか?



いや、「客が俺しかいなかった」んだ(笑)。
宿にポツンと一人。
でも、そこの「紫尾(しび)温泉」と「鳥刺し」が、この旅でも1、2を争う良さだったんだよ。
こんにちは、風牙です。
九州一周3日目、2025年10月20日(月曜日)。
昨夜泊まった長崎県・南島原の「原城の宿」を出発し、今日はフェリーを2本乗り継いで、熊本の天草を経由し、一気に鹿児島県(薩摩エリア)を目指します。
ルートは 島原 →(フェリー)→ 天草 →(フェリー)→ 鹿児島・長島 → 薩摩郡。
地図で見れば海を渡る爽快なルートですが、実際は私のナビ(AI)が反乱を起こす、波乱の一日となりました。
ChatGPTの暴走と、一瞬の「糖分補給」




島原の口之津港からフェリーに乗り、天草の鬼池港へ。
上陸直後からChatGPTが「来た道を戻れ」とループ指示を出し始め、私はヘルメットの中で悪態をついていました。
「ダメだ、頭を冷やそう」
AIの反乱に疲れた私は、途中見かけた「イルカウォッチングができる道の駅」へ緊急ピットイン。
天草は野生のイルカが生息することで有名なのです。
穏やかな海を眺めながら、冷たいソフトクリームを注文。
甘く冷たいクリームが、AIとの口論(独り言)で熱くなった脳みそをクールダウンさせてくれます。
「よし、生き返った。これで昼飯の店を探そう」
そう思って再び走り出したのですが……まさか、このソフトクリームが日没までの「唯一の食事」になるとは、この時は夢にも思っていませんでした。
名称:道の駅 天草市イルカセンター(ドルフィンピア)
場所:熊本県天草市五和町(二江漁港の目の前)
遭遇率:通年で90%以上(約200頭の野生のイルカが生息)
所要時間:約1時間(港からポイントまですぐ)
料金:大人 3,000円前後(事前予約がおすすめ)
施設:2階に漁協直営のレストランがあり、イルカを見た後に海鮮丼が食べられる。
ダブルAI体制でも「飯」はない
「ChatGPTがルートをミスってる。現在地から次のフェリー乗り場(牛深港)まで、景色のいいルートを教えてくれ」
Geminiは即座に別のルートを提案してくれました。
やはりここはGoogleのサービスであるGeminiです、マップとの連携が出来てるので助かります。
ここからは、メイン:ChatGPT(全体管理)、サブ:Gemini(現場対応)という、贅沢な(そして面倒くさい)ダブルAI体制での走行です。
おかげで、天草のハイライトである「天草パールライン」や美しい橋の数々、海沿いの快走路を走ることができました。 海と島々が織りなす多島美は、さすが天草。
ヘルメットの中で「これだよ、これ!」と叫びたくなる絶景です。
……しかし。 二つのAI、どちらも「昼食」を提案してきません。
「景色の良い場所」は教えてくれても、「お腹空きましたよね?」という配慮はゼロ。
私もルート修正に必死で、店を探すタイミングを完全に逃しました。
結局、絶景でお腹を膨らませるという、仙人のようなツーリングに。
17:30 薩摩郡「ちどり荘」到着。まさかの……


天草の下島(牛深港)から2本目のフェリーに乗り、鹿児島県の長島(蔵之元港)へ。
そこからさらに陸路を走り、夕暮れと共に本日の宿、薩摩郡さつま町にある「ちどり荘」へ滑り込みました。
「予約していた風牙です」 「はい、お待ちしておりました」
チェックインを済ませ、館内を歩いていると、妙に静かです。
他の客の気配がまったくしません。
宿の方に聞いてみると、なんと……
「本日のお客様は、風牙様お一人です」
まさかの「全館貸切」状態! この宿に、私ひとり。
「寂しい」を通り越して、なんだか王様になったような、あるいは異世界に迷い込んだような不思議な気分です。
名称:紫尾(しび)温泉
場所:鹿児島県薩摩郡さつま町(北薩エリアの静かな山あい)
最大の特徴「神の湯」:源泉が**「紫尾神社」の拝殿の下**から湧き出ているため、ありがたい「神の湯」と呼ばれています。
泉質:アルカリ性単純硫黄泉(pH9.4)。まるで美容液のように**「ヌルヌル・トロトロ」**とした肌触りが特徴で、美肌効果が高いと言われています。
ちどり荘の魅力:
- 鮮度抜群:神社の真下から湧く源泉を、空気に触れさせずにそのまま湯船へ引いた**「100%源泉かけ流し」**。
- 湯の花:お湯の中に舞う「黒い湯の花」は、濃い温泉成分の証です。
紫尾温泉の「ヌルヌル」と、感動の「鳥刺し」




しかし、この宿の実力は本物でした。
まずは温泉。ここは名湯として知られる「紫尾(しび)温泉」です。
お湯に浸かった瞬間、驚きました。
「なんだこのヌルヌル感は!?」
pH値が高いアルカリ性の湯は、まるで美容液の中に浸かっているよう。
Day 2の嬉野温泉もすごかったですが、ここのお湯のトロトロ具合は衝撃的です。
貸切状態の大浴場で、AIとの戦いで疲弊した体をこれでもかと伸ばしました。肌がトゥルントゥルンです。
そして、お待ちかねの夕食。 空腹の極みにある私の目の前に現れたのは、鹿児島名物の「鳥刺し(地鶏のタタキ)」。
甘い醤油におろしニンニクと生姜を溶いて、一口。
「……うまい!!」
噛めば噛むほど溢れ出る鶏の旨味と甘み。
昼飯を抜いた体に、タンパク質が染み渡ります。
この鳥刺しがあまりに美味しくて、私は後日、わざわざ道の駅で鳥刺しを探して買い直したほどです。


Day3 まとめ
AIに振り回され、食事を忘れ、疲労困憊でたどり着いた先には、 誰にも邪魔されない「一人の時間」と「最高の湯」と「食」が待っていました。
トラブルも含めて、旅の神様が帳尻を合わせてくれたのかもしれません。 広い部屋で一人、焼酎を飲みながら夜は更けていきます。
さて、次回【Day 4】(10月21日)。 いよいよ九州本土の最南端エリア、鹿屋(かのや)を目指して南下を続けます。
本土最南端の岬へ到達できるのか? そして、明日はまともな昼飯にありつけるのか?
(続く)





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