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【九州一周Day6】AIの誤算と強風の阿蘇へ。「それも含めて旅」と笑った習志野ライダーとの約束

アヤ

Day 5はパンク修理にレバー交換と、壮絶な「生存記録」でしたね。
6日目は宮崎から熊本の阿蘇へ。
天気も回復して快適なクルージングでしたか?

フウガ

いや、それが……この日もボロボロだったんだ。
強風でバイクが流され、疲れで判断が鈍り、ついに「立ちゴケ」までしてしまった。

アヤ

ええっ!? 2日連続で転倒ですか? カウルとかバキバキじゃ……。

フウガ

それが奇跡的に「ほぼ無傷」だったんだよ。
エンジンガードとバーエンドが守ってくれたおかげで、ミラーとマフラーが少し擦れただけ。
今日はそんな「鉄壁の防御」と、心に残る出会いの話をしよう。

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こんにちは、風牙です。

九州一周6日目、2025年10月23日(木曜日)。 昨日のトラブル続きの疲れを引きずったまま、宮崎県日南市のホテルを出発しました。 今日のルートは、日南 → 鵜戸神宮 → 高千穂峡 → 阿蘇(五岳ホテル)

九州の東海岸を北上し、山間部へと切り込む長距離ルートです。

天気は雨、そして気温が低い。

さらに海沿いの道は「危険を感じるレベルの強風」が吹き荒れており、バイクの制御に神経を削られる過酷なスタートとなりました。

目次

AIの「時間設定ミス」と雨の鵜戸神宮

朝一番、まずはモアイ像で有名な「サンメッセ日南」へ向かいました。

しかし、到着してみるとゲートが閉まっています。 看板を見ると「オープン 9:30」。

現在の時刻はまだ8時台。

……やってくれました。 AI(ChatGPT)が作成したスケジュールには、施設の営業時間が考慮されていなかったのです。

「ここで1時間待つか?」 いや、雨風の中で待機は辛すぎます。

私は急遽予定を変更し、近くの「鵜戸神宮」へ向かうことにしました。

断崖絶壁にある神社として有名ですが、横殴りの雨の中での参拝は修行そのもの。

それでも、「運玉」を投げることだけは忘れず、旅の安全を祈願しました。

極寒のエビソフトと、自虐的な休憩

鵜戸神宮を後にし、堀切峠にある道の駅フェニックスへ立ち寄りました。

ここは太平洋を一望できる絶景スポットなのですが、あいにくの悪天候。 海は大荒れで、立っているのがやっとという強風が吹き荒れています。

とにかく寒い。

そんな中、私の目に飛び込んできたのは名物エビソフトの文字。

本来なら温かいコーヒーを飲むべき気温です。

とりあえず「おすすはどれですか?」と尋ねる。

「マンゴーソフトです」と言われても、変わったものが食べたい私は、「エビソフト」をチョイス。

きっと店員さんは「聞くなよ!」と思ったはずです。

そして震える手で冷たいソフトクリームを受け取り、一口。

……うん、エビの香ばしい味がする。

そして、猛烈に寒い。

ガタガタ震えながら雨の中でソフトクリームを食べる自分がおかしくて、少し笑えてきました。

これもまた、忘れられない旅の味です。

旅のハイライト:習志野ライダーとの約束

その後、東九州自動車道を北上中に立ち寄った「川南PA」でのことです。

合衆国バーガーのお店の近くで、一台のバイクが目に止まりました。

ナンバーは「習志野」。

千葉県から来たライダーです。

「雨、このまま降りますかね?」と声を掛けられ、

「すみません、地元じゃないんで分からないんですよ」と返す

習志野のライダーはナンバーを見て

「水戸なんですね!」

そこから少しの間、ライダー談義に花が咲きました。

私は昨日のレバー折損やパンク、溜まっていた愚痴を少しこぼしてしまいました。

「もうボロボロですよ」と笑う私に、彼は穏やかにこう言いました。

「まあ、それも含めて旅ですから」

その一言で、憑き物が落ちた気がしました。

トラブルも、悪天候も、計画通りにいかないことも、すべてがこの旅の一部なんだ。

そう受け入れることができたのです。

別れ際、彼はこう言いました。

「霞ヶ浦にはいきますか?」

「たまに行くくらいですね」

「次は、霞ヶ浦で会いましょう」

「ええ、ぜひ!」

見知らぬ土地で交わした、再会の約束。

この一期一会の出会いがなければ、私はこの後の試練に耐えられなかったかもしれません。

限界の果ての「立ちゴケ」と、鉄壁の防御

川南PAを出た後も、状況は過酷でした。 強風に煽られ続け、腹痛も重なり、体力は限界に近い状態。

休憩のために立ち寄った「道の駅 北方よっちみろ」でのことです。

停車しようとした瞬間、ふっと気が抜けました。

支える足に力が入らず、グラッ。

ガシャーン。

やってしまいました。

今回の旅で初めての「立ちゴケ」です。

昨日のDay 5では走行中にスリップダウンし、今日は立ちゴケ。

「あぁ、もうカウルもタンクも終わったか……」

絶望的な気持ちでバイクを引き起こし、恐る恐る車体を確認しました。

しかし、そこには信じられない光景が。

「……え? 傷がない?」

よく見ると、「エンジンガード」とハンドルの端にある「バーエンド」が地面に接地し、車体本体を見事に守っていました。 被害状況は以下の通り。

カウル・タンク: 無傷

ウィンカー: 無傷

ミラー: 端っこが少し擦れただけ

マフラー: 少し擦り傷がついた程度

昨日と今日で2回も転んでいるのに、外装は「ほぼ無傷」。

出発前に「スタイルが悪くなるかな?」と悩みつつも装着しておいたエンジンガードが、最大のファインプレーを見せてくれました。

昨日の予備レバーに続き、またしても「事前の準備」に救われた瞬間でした。

執念の「高千穂峡」、そして阿蘇へ

気を取り直して走り続け、15時35分、宮崎屈指の景勝地「高千穂峡」へ到着。

滞在時間はわずか25分。

ボートに乗る時間など当然なく、有名な「真名井の滝」を展望台から眺めるだけの強行軍でしたが、「当初の目的を妥協せず完遂した」という事実に満足しました。

その後、日没が迫る山道を駆け抜け、熊本県へ。

18時03分、本日の宿「阿蘇内牧温泉 五岳ホテル」にチェックイン。

あたりは既に真っ暗でしたが、無事に阿蘇まで辿り着けたことに安堵しました。

AIのミスに翻弄され、風に怯え、コケても傷つかなかった愛車に感謝したDay 6。

あの一言があったからこそ、この日は「辛い一日」ではなく「良い旅の一日」として記憶されました。

🛡️ 立ちゴケから愛車を守った「鉄壁の守備陣」

🛡️ 今回、立ちゴケから愛車を救ったパーツ

これらが無ければ、カウル割れやタンクのへこみで修理費約15万円コースでした。

1. エンジンガード(スライダー)

今回最大の功労者です。バイクが倒れた際、このパイプが先に接地することで、エンジンのクランクケースやタンク、カウルが地面に当たるのを防いでくれました。
「見た目が重くなるかな?」と装着を迷いましたが、付けていなければ今回の旅は傷心で終わっていたはずです。

2. ヘビーウェイト バーエンド

ハンドルの端に付ける重りです。本来は振動軽減用ですが、転倒時にはここが地面に当たることで、ブレーキレバーやミラーへの衝撃を和らげてくれます。
実際、今回はここが削れたおかげで、ミラーは少しかすった程度で済みました。地味ですが素晴らしい仕事をしてくれます。

📍 Day 6 立ち寄りスポット&エピソード

🗺️ Day 6:宮崎から阿蘇へ

AIのスケジュールミスで、到着時はまさかの営業時間外(9:30オープン)。雨風の中1時間待つことはできず、ゲート前で撤退。モアイ像は見られませんでしたが、AIの「詰めが甘い」部分を象徴するスポットとなりました。

AIの時間設定ミス(サンメッセが開いてなかった!)により急遽訪問。断崖の洞窟にある本殿は圧巻でしたが、雨風が凄まじく修行のような参拝に。

滞在わずか25分。ボートには乗れませんでしたが、展望台から見る滝の美しさは格別。「来た」という事実を作るための執念の訪問。

日没直後に滑り込みセーフ。阿蘇の拠点となるホテル。明日の阿蘇パノラマライン走行に備え、早めに休息をとりました。

さて、なんとか阿蘇まで辿り着いたDay 6。

明日の【Day 7】(10月24日・金曜日)は、いよいよ九州ツーリングのクライマックス、「阿蘇パノラマライン」と「やまなみハイウェイ」を走り、別府へ向かいます。

天気さえ良ければ最高の景色が待っているはずですが……果たして?

50歳からの再出発を綴っています。
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