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【九州一周Day1】呼子の奇跡と幻のエイリアン。AIが教えてくれない「運」と「旬」

アヤ

ついに九州上陸ですね! 初日の夜はホテル泊でしたっけ?

フウガ

そう、無理せず「ホテルポート門司」に泊まったんだ。
そこで食べた朝食が衝撃的でさ、最高のスタートが切れたよ。

こんにちは、風牙です。

フェリーを降りて一泊し、迎えた九州一周ツーリングの初日の朝(10月18日)。

宿泊した「ホテルポート門司」で一泊して翌日の朝にスタートです。

こちらのホテルは格安ホテルで、宿泊だけなら困ることありません。

漫画もたくさんあり、シャンプーとかも多種多様に揃えてありました。

ただ朝食は驚いてしまいました。

目次

「モーニング:100円」

宿泊者限定とはいえ、パン、サラダ、コーヒーなどがついて、たったの100円です。

昨日のフェリーで「レンタルタオル500円」に悩み、100均で買わなかったことを後悔していた私にとって、このコストパフォーマンスは救いでした。

「幸先がいいぞ!」

100円でエネルギーを満タンにし、浮いたお金を今日のガソリン代(あるいはグルメ代)に回す算段を立てながら、いざ出発。

AIが示したルートに従い、福岡を抜けて佐賀方面へとCB400SBを走らせます。

そこで待っていたのは、「タッチの差で救われた絶品」と、「どうしても会えなかった幻」の物語でした。

呼子「河太郎」で起きた、透明なイカの奇跡

走り出して数時間。 お昼時になり、イカの活き造りで有名な佐賀県呼子(よぶこ)にある「河太郎」というお店に立ち寄りました。

超人気店ですが、10分くらい並んで運良く席に着くことができ、念願の「イカの活き造り」を注文。

出てきたイカは、関東ではまずお目にかかれない透明度です。

まだ動いているゲソ、コリコリとした食感、噛むほどに広がる甘み。

「うまい……!」

感動しながら完食し、会計を済ませて店を出ようとした時です。

他県から来ていた方に声をかけられました。

「お兄さん、バイクだけどどこから来たの?」

「茨城からです」

そう答えると、相手は驚いた顔をして、こんな裏話を教えてくれました。

「茨城から! いやぁ、お客さん本当に運が良かったよ。 実はさっきまで、どこの店もイカが品切れで店を閉めるところだったんだよ。 ほかの店舗もダメだったんだけど、お兄さんが来るちょっと前に、タイミングよく入荷されて、お客さんの受け入れが始まったんだよ

背筋がゾクリとしました。 もし到着が30分早ければ「品切れ」で食べられず、逆に遅すぎれば行列で諦めていたかもしれない。

私が食べたあの透明なイカは、ほんの数十分のズレで幻になっていたかもしれない一杯だったのです。

まさに、「奇跡を呼ぶ、呼子(よぶこ)のイカ」

思わずそんなダジャレも口をついて出るほど、旅の神様に愛された瞬間でした。

AIは効率的なルートを計算してくれますが、この「入荷のタイミング」という運命までは計算できません。

私は最高の気分で店を後にしました。

誤算1:季節の壁に阻まれた「シロウオ」

イカの奇跡で「今日の俺は持ってる!」と確信した私。

その勢いで、もう一つの本命グルメ「シロウオの踊り食い」を目指しました。

生きたままの小魚を喉越しで味わう、佐賀の珍味。

しかし、現地で私を待っていたのは冷酷な事実でした。

「今の時期はやってないよ」

そう、シロウオの旬は主に「春(2月〜4月頃)」

私が訪れたのは秋(10月)完全に季節外れだったのです。

AIに「九州の珍味ルート」を作らせた時、距離や時間は完璧でしたが、「食材の旬」までは考慮されていませんでした。

さっきの奇跡を呼ぶイカ」で運を使い果たしたのか、ここから雲行きが怪しくなります。

誤算2:幻に終わったエイリアン「ワラスボ」

ANA公式より引用

「シロウオがダメなら、アイツしかいない」

私が次なるターゲットに定めたのは、有明海のエイリアンこと「ワラスボ」です。

映画の怪獣のような恐ろしい見た目と、それに反する淡白な味が評判の珍魚。

「せめてワラスボを食べて、ブログのネタにしてやろう」

そう決意し、ワラスボ料理を扱っている店へバイクを走らせました。 到着してみると……

「休業中」

定休日だったのか、臨時休業だったのか。 固く閉ざされたシャッターの前で、私は立ち尽くしました。

食べることはおろか、そのグロテスクな顔を拝むことすらできなかったのです。

まさに「幻のエイリアン」

「河太郎」での奇跡的なタイミングとは真逆の、「間の悪さ」がここにありました。

シュナ丸

干物で販売されることが多いワン

ソウマ

通販でも干物は買えるので興味がある方はぜひ!

まとめ:AIには予測できない「タイミング」の旅

アヤ

イカのエピソードは鳥肌モノですね! でも、後半の失速っぷりとの高低差がすごい(笑)。

フウガ

本当にね。 「入荷直後」に滑り込めたイカと、「季節と定休日」に阻まれた珍味たち。
AIには作れないドラマが、初日から満載だったよ。

結局、ワラスボには会えずじまいで、私は失意のままこの日の宿がある佐賀県の嬉野温泉へと向かいました。

AIルート検証の旅、初日の教訓。

「AIは『場所』は教えてくれるが、『今食べられるか(運と旬)』は現場に行かないと分からない」

しかし、あの「河太郎」で味わった奇跡のイカの味だけは、一生忘れないでしょう。

さて、次回【Day 2】気を取り直して島原からフェリーで熊本・天草へ渡ります。

そこでは、AIの提案ルートを無視してでも選びたかった「ある決断」が待っていました。

50歳からの再出発を綴っています。
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