アヤいよいよ退職後のメインイベント、九州一周ツーリングのスタートですね! 初日はやっぱり、ワクワクして眠れませんでした?



いや、それどころじゃなかったよ。 茨城の自宅を出ようとしたら、外は土砂降りの雨だったんだ。



うわぁ、記念すべき初日から雨ですか!? 幸先悪いですね……。



本当にね(笑)。 でも、その雨のおかげで「バイク選び」の正解がわかったし、フェリーではまさかの幸運にも恵まれたんだ。 今日はそんな波乱万丈な「Day 0(移動日)」の記録だよ。
こんにちは、風牙です。
31年間勤めた会社を辞め、50歳にして手に入れた自由な「空白期間」。 その記念すべき旅のスタートは、冷たい雨から始まりました。
茨城の自宅を出発したのは、2025年10月16日の15:00。 これから始まる7泊8日の「AIルート検証旅」への期待を胸に、横須賀のフェリーターミナルを目指します。
今回は、雨の中の激走と、豪華フェリー「はまゆう」での一夜をレポートします。
なぜFTR223ではなく「CB400SB」を選んだのか





そういえば、風牙さんの愛車ってFTR223でしたよね? 今回は違うバイクなんですか?



今回はCB400SB(スーパーボルドール)を選んだんだ。 FTRは最高の相棒だけど、九州までの長距離にはちょっと不安があってね。
以前の記事でも紹介した愛車FTR223は、街乗りには最高ですが、今回の長旅ではお留守番です。 理由は2つありました。
1. 体力と振動: 単気筒エンジンの振動は、50代の体力には長距離巡行で厳しく響きます。
2. タイヤのリスク: FTRはチューブタイヤのため、路上でのパンク修理が非常に困難です。
そこで選んだのが、ずっと憧れていたCB400SBでした。
4気筒エンジンの滑らかさと、信頼性の高いチューブレスタイヤ。 そして何より体験したかったのが、ホンダの名機「VTEC」エンジンです。
31年の会社員生活を終え、解き放たれた自分の心境と、バルブが切り替わって加速するVTECの感覚。
この「解放感」を味わうために、このバイクを選びました。



CB400SBは2022年で生産終了したバイクだワン
雨の5時間耐久。横須賀フェリーターミナルへ




茨城から横須賀までは、ひたすら雨との戦いでした。 しかし、ここでCB400SBを選んだ恩恵を受けました。 特徴である「ハーフカウル(風防)」が、雨風を劇的に防いでくれたのです。
20:30、横須賀フェリーターミナルに到着。 コンクリートの壁に輝く「東京九州フェリー」のロゴを見て、ようやく安堵のため息が出ました。
冷え切った体を温めるために注文したのは、名物「横須賀海軍カレーセット(1400円)」。 セットの牛乳と一緒に流し込むカレーは、冷えた体に染み渡り、どんな高級料理よりも美味しく感じました。
職業病が発動? レンタルタオルの「損益分岐点」
23:45、定刻通りにフェリー「はまゆう」が出港しました。 翌日の21:00に新門司港へ到着するまで、約21時間の船旅です。
乗船してすぐ、冷えた体を温めるために大浴場へ向かいました。
100円リターン式のロッカーに荷物を預け、いざ入浴、フェリーで入る温泉は格別でした。
ついつい翌日も何度も入ってしまいました。
フェリーには「レンタルタオルセット(500円)」があります、システムは簡易的な引換券制。
引換券とタオル一式を受け取るのですが、返却時は引換券とタオル一式を返却します。
正直、誰が借りて誰が返したのか、管理はかなり緩そうです。
「タオルセットレンタルで500円か……」
ここで、退職して無職(空白期間)となった私の金銭感覚が発動しました。
「これなら、事前に100円ショップでバスタオルとタオルを買ってきて、使い捨てにした方が賢かったんじゃないか?」
500円あれば、美味しいランチが食べられます。 100円のタオルなら、バスタオルも買っても200円となり、300円の節約になる。 露天風呂から見える夜の海は絶景でしたが、頭の中では「タオルのコスパ」と「使い捨ての合理性」について、ぐるぐると計算していました。
いざ乗船!まさかの「BBQ抽選」に当選!?





フェリーといえば、船旅の食事も楽しみですよね! やっぱり節約してカップ麺ですか?



いや、実はここで奇跡が起きたんだ。 軽いノリで申し込んだ「船上BBQ」に当たっちゃってさ!
23:20、巨大なフェリー「はまゆう」に乗船。今回、船内ではテラスで行われる「船上バーベキュー(2200円)」のイベントがありました。人気のため「抽選制」だったのですが、なんと見事に当選!
このバーベキューは翌日のランチでの提供で、事前抽選となります。
ちょっと高い気はしたのですが、旅のテンションで迷わず支払いました。
屋根付きのデッキで、ジュージューと肉を焼く非日常感。
「会社を辞めてよかった……」
ビール片手に肉を頬張りながら、31年間の勤続へのご褒美のような時間を過ごしました。
Wi-Fiの罠と優雅な船上タイム
翌朝は快晴。 船内は清潔でとても静かです。 私は意気揚々とパソコンを開き、「さて、昨日の出来事でもブログに書くか」とWi-Fiに接続しようとしました。
しかし、ここでフェリーの通信事情の壁にぶつかります。
船内のフリーWi-Fiは時間制限があったり、使える場所が限定されていました。
ならばと有料のWi-Fi(1500円)を確認しましたが、こちらも使用できるエリアが決まっている上に、なんと「スマホ専用・PC接続不可」という仕様。
「パソコンで執筆作業」という計画は、ここであっけなく崩れ去りました。 (事前のリサーチ不足がここでも露呈……)
幸いスマホで有料Wi-Fiに繋ぐことはできたので、相棒のAIと今後の日程について相談したりはできましたが、PCでのガッツリ作業はお預けです。
仕方なく、作業は諦めて船旅そのものを楽しむことに切り替えました。
船上の優雅な一日。豪勢な食事とプラネタリウム


出港後の夜は強風でデッキ閉鎖となりましたが、最強の酔い止め「アネロン」のおかげで熟睡。
翌朝(Day 1の朝)は一転して、素晴らしい快晴となりました。
優雅な船旅は続きます。
• 朝食: 海を眺めながらの「洋風プレート(1200円)」
• 昼食:屋根付きデッキでの「船上バーベキュー(2200円)」
• 夕食: 少しリッチに「太平洋カジキマグロのポワレ(1600円)」
さらにこの船には「プラネタリウム」まであります。上演時間は決まっていますが、クッションに身を預け、40分間の星空観賞。
日頃のデジタル疲れを癒やすには最高の空間でした。
まとめ:翌21;00 九州上陸、VTECを響かせる準備は整った







雨から始まって、最後は快晴のクルーズ。 なんだかんだで、いいスタートじゃないですか!



そうだね。 船内でAIと明日のルート確認もしたし、準備は万端だよ。 この時はまだ、上陸直後に「洗礼」を受けるなんて思ってもみなかったけどね。
船は順調に進み、21:00に無事に新門司港に到着
下船後、ホテルポート新門司へ
こちらのホテルはバイクを停めることができ駐輪場があります。
監視カメラもあるのでとても安心です。
次回【Day 1】はいよいよ九州ツーリング開始。
しかし、そこで待っていたのは、AIルートの過酷さと、「軌跡を呼ぶイカ」との出会いでした。
CB400SBのVTECサウンドと共に、九州の大地を走り出します。 (続く)





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