アヤ 九州一周から約3週間後ですね。 今度は群馬へ一泊ツーリング。
やはり温泉でゆっくり癒やされる旅ですか?



富岡製糸工場に行きたくてね、それに 『頭文字D』の舞台である榛名山(秋名山)も走りたくてさ。
でも実際に行ってみたら、榛名山の道路は凸凹だし、温泉街ではなぜかスイッチが入ってしまった。



スイッチ?



射的屋でね。元サバゲーマーの血が騒いで、ガチの構えで撃ってしまったんだ。
今日はそんな、美味い魚と聖地と、勘違いで終わった群馬旅の話をしよう。
こんにちは、風牙です。
2025年11月13日(木)から14日(金)にかけて、群馬県の伊香保温泉へ一泊二日のソロツーリングに行ってきました。
九州一周を終えて少し落ち着いた頃、ふと走りたくなったのが行きたくなったのが世界遺産の『富岡製糸工場』
そして『頭文字D』の聖地、群馬エリア。
茨城の自宅から、峠と温泉、世界遺産、そして美味しいものを求めて出発しました。
榛名山の現実と、命をいただく昼食




昼食は、岩魚(イワナ)料理の名店「魚籠屋(びくや)」へ。
混雑を避けて早めに到着した甲斐があり、3番手で入店できました。
ここで注文したのは、岩魚の刺身と、山女魚(ヤマメ)の踊り食いです。
特にヤマメは衝撃的でした。
皿の上でまだピチピチと動いているその身を、そのままいただく。
口の中で跳ねる生命力に、少しの罪悪感と、それ以上の感謝を感じながら、鮮烈な味を堪能しました。
これぞ、新鮮でなければ味わえない山の恵みです。
その後、Geminiに行き先を相談し、榛名神社へ。
関東屈指のパワースポットと言われるだけあり、境内には荘厳な空気が流れていました。
旅の安全を祈り、伊香保温泉の宿へ向かいました。
初日、まずは「秋名山」のモデルとなった榛名山へアタックしました。
漫画のようなドリフト走行……なんてことは当然しませんが、聖地の峠道を気持ちよく流そうと思っていました。
しかし、現実は甘くありません。
走り屋対策の波状路(減速帯)が至る所に設置されており、路面はかなりの凸凹。
バイクでも振動が激しく、攻めるどころか普通に走るだけでも一苦労でした。
聖地の厳しさを体感しつつ、安全運転でクリアしました。
温泉街で発動した「ガチ勢」の構え




宿にチェックイン後、伊香保名物の石段街を散策しました。
雰囲気のある店先でいちごミルクを飲み、温泉情緒に浸っていたのですが、ある射的屋の前で足が止まりました。
温泉街の定番、射的です。
コルク銃を受け取った瞬間、私の中で何かが切り替わりました。
かつてサバイバルゲームに没頭していた頃の感覚が蘇ってしまったのです。
観光客の「遊び」の枠を超え、脇を締め、サイト(照準)を覗き込むような「ガチの構え」。
周りから見れば、温泉浴衣で何をやっているんだという不審者だったかもしれませんが、結果には満足。
心地よい緊張感でした。
聖地コンプリートと、意外な地元の繋がり






2日目の朝、昨晩のユニクロの帰りに見かけた看板を思い出し、予定を変更しました。
当初行こうとしていた「珍宝館」をキャンセルし(冷静にコスパと客層を考えました)、「伊香保おもちゃと人形自動車博物館」へ。 これが大正解でした。
館内の『頭文字D』エリアには、「藤原とうふ店」の看板と、主人公機であるAE86の実車が展示されていたのです。
昨日、苦労して走った榛名山と、この展示がつながり、完璧な聖地巡礼となりました。
その後、世界遺産の富岡製糸場へ。
レンガ造りの建物を堪能していると、運営母体が「片倉工業」であるという解説が目に止まりました。
片倉工業……聞き覚えがあります。
そう、かつて地元にあったホームセンター「ニューライフカタクラ」と同じ会社です。
群馬の世界遺産と、自分の過去の生活圏がリンクした瞬間、歴史が一気に身近なものに感じられました。
ヘルメット越しのミステリー


帰路は藤岡ハイウェイオアシスでお土産を買い、北関東道を走って茨城へ。
旅の最後、昔の職場の近くを通った際に珍事が発生しました。
道端に知っている後輩らしき姿を見つけ、バイクから声をかけました。
相手も「あ、どうも!」と反応し、会話が始まりました。
しかし、話しているうちに違和感を覚えました。
「あれ、これ人違いだ」 気づいた時にはもう遅く、私はヘルメットを被っていたため、相手も私を「誰か知っている先輩」だと勘違いしたまま話が進んでいきます。
今さら「間違えました」とは言えない空気。
結局、お互いに相手を誰かと勘違いしたまま、「じゃあまた!」と手を振って別れました。
まるでアンジャッシュのコントのようなオチがついたところで、今回の一泊ツーリングは終了。
凸凹道に始まり、人違いで終わる。 群馬もまた、忘れられない旅となりました。







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