アヤDay 6は立ちゴケ無傷の奇跡でしたね。
7日目はいよいよツーリングのハイライト、阿蘇とやまなみハイウェイ! 最高の絶景でしたか?



いや、それが景色という意味では全滅(笑)。
猛烈な濃霧で、目の前が真っ白。
大観峰も草千里も、何一つ見えなかったよ。



うわぁ、一番いいところが……残念すぎますね。



でもね、その霧の中でまさかの「クレヨンしんちゃん」には会えたんだ。
最後はインカムも壊れて音を失ったけど、温泉とビールで全部チャラ。 今日はそんな、白い闇の中の珍道中を話そうか。
こんにちは、風牙です。
九州一周もいよいよ大詰め、7日目となる2025年10月24日(金曜日)。
今日はライダーの聖地・熊本の阿蘇エリアから、湯煙の街・大分県の別府温泉へ向かうルートです。
阿蘇パノラマラインにやまなみハイウェイ。
地図を見るだけで心が躍るルートですが、朝、ホテルのカーテンを開けた瞬間、嫌な予感が走りました。
阿蘇の白い闇と、博物館での一時避難






ホテルを出発し、意気揚々と絶景スポット「大観峰」や「草千里ヶ浜」を目指しましたが、標高が上がるにつれて世界は一変しました。
濃霧です。
景色どころか、数メートル先の道路すら怪しいレベルの視界不良。
阿蘇の雄大なカルデラも、美しい草原も、全てが深い「白い闇」の中に飲み込まれていました。
「これは危ない」 たまらず、屋内の阿蘇火山博物館へ緊急避難。
せっかくなので、館内のシアターで上映されていた「阿蘇の噴火の歴史」を解説する映画を鑑賞することにしました。
巨大スクリーンで見るマグマの迫力と、繰り返される破壊と再生の歴史。
自然の脅威に圧倒され、「なるほどなぁ」と真面目な知識欲を満たしてロビーへ戻った、その時です。
さっきまでの厳かな気分を吹き飛ばす、奇妙なものが目に飛び込んできました。
なんと、熊本の顔「くまモン」と、あの「クレヨンしんちゃん」のコラボ像。
しかも、しんちゃんがくまモンの着ぐるみを着ているという、なんとも言えないシュールな姿です。
映画で大自然の恐ろしさを学んだ直後に見る、この脱力感たっぷりの光景。
張り詰めていた神経が「フッ」と緩むのを感じました。景色は見えずとも、この像に出会えただけで「よし」としましょう。
霧の中の出会い


博物館を出て再び走り出すも、白い世界は続きます。
しかし、やまなみハイウェイの長者原で、少し心が温まる出来事がありました。
徳島から来ていた車の観光客の方が、私と愛車CB400SBの記念写真を撮ってくれたのです。
昨日の習志野ライダーに続き、今日は徳島の方。
見知らぬ人との一期一会の交流のおかげで、写真と思い出だけは鮮やかな色がつきました。
意地の一般道と、Googleマップの罠




湯布院へ抜ける頃には、ようやく天候が回復してきました。
狭霧台から由布院の街並みを見下ろした時、やっと「九州の景色」に出会えた安堵感が広がります。
ここから別府への移動。
ナビは当然のように最短ルートの「高速道路」を指示してきます。
しかし、ここまで来たら最後まで下道の風を感じたい。
私はあえて一般道を選択しました。
ところが、ここでGoogleマップ先生の悪い癖が発動。
別府市内へのアプローチで案内されたのは、車1台がやっと通れるような住宅街の激坂や迷路のような道。
「頼むよ先生…!」とヘルメットの中でボヤきつつ、自分の方向感覚を総動員してルート修正。
なんとか冷や汗混じりで別府の市街地へ脱出しました。
インカム破損、最後の抵抗
旅の終盤にして、愛用のインカムにトラブル発生です。
充電ケーブルを挿そうとしたところ、USB端子が折れてポートの中に詰まってしまうという痛恨のミス。
これでは充電はおろか、音楽もナビの音声も聞けません。
諦めの悪い私は、チェックイン前にホームセンター(グッデイ別府店)へ駆け込み、精密ドライバーを購入。
ホテル到着後、すぐに分解修理を試みました。
しかし、端子は根元から深く食い込んでおり、私の技術ではどうすることもできず……手術は失敗。
「まあ、仕方ないか」 不思議とショックはありませんでした。
明日の最終日は、ナビの音声も音楽もない、ただ風の音だけを聞いて走るツーリングになる。
それもまた、旅の終わりの演出だと思えば悪くない。
そう受け入れることにしました。
別府温泉での労い


16:00、本日の宿である「別府温泉 風雅」にチェックイン。
名前が私(風牙)と同じというだけで、勝手に親近感を覚えて予約した宿です。
この宿は最終日ということもあって奮発!
オールインクルーシブということで、とても優雅に過ごすことができました。
部屋に入りインカム修理に挑んで、結局インカムは直らなかったけれど、やるだけのことはやりました。
濃霧を無事に抜け、博物館で珍しいものを見て、ナビの罠を乗り越え、ここまで走りきった。
夕食の豪華な料理と、キンキンに冷えたビールを前に、自分自身に乾杯。
「とりあえず明日1日あるけど、おつかれさま」
トラブルも含めて、今日もまた忘れられない一日となりました。
明日はついに最終日、Day 8。
別府からフェリー乗り場の新門司港へ向かいます。
📍 Day 7 立ち寄りスポット&エピソード
今回の私のように、旅先でインカムが壊れると一気に孤独になります(笑)。
ロングツーリングには、バッテリー持ちが良く、急な雨でも安心な防水性能(IP67)を備えた、こういうタフなモデルを持っておくと安心です。









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